テレビ愛知からの放送は、すべてマスター室を経由して瀬戸放送所に送られています。
そこから電波となって家庭でテレビが見られるようなっています。
放送局の「心臓部」マスター室 マスター業務
マスター室には放送する全ての番組素材が集まってきます。
キー局からのネット番組、スタジオで収録した自社番組、CM、提供など様々な映像を切り替えて、最終的に放送される映像を送り出しています。
そのためマスター室は“心臓部”と言われています。番組が正しく時刻通りに放送されているかを常時チェックして良質な放送が届けるよう、365日24時間継続して監視を行っています。
現在放送している映像、音声の品質チェックや内容確認。
ニュース速報、地震、津波、気象警報の送出。
地震、災害、重大な事件など緊急ニュースに臨機応変に対応。(例)手動で番組を切り替え。
スポーツ番組などでは天候で中止する場合や、いつ終了するかわからない番組があります。
その場合あらかじめ、雨傘番組や5分、10分間ごとに延長を想定した放送プログラムが作ってあり、その都度順次に切り替える事をします。
素材送り、素材受け。地元で発生したニュースやスポーツ映像など専用の回線を利用し、キー局に送ったり、受けたりします。
中継車から送られたニュースやスポーツの素材を局内で受ける業務。
深夜放送休止中にマスター設備放送機器の保守メンテナンス。
放送データを丁寧にチェック 番組ファイリング業務
テレビ愛知で放送する番組を放送用サーバにファイリング(収録)をする業務。
番組が放送フォーマット通りに収録され、映像や音声が正しく収録されているかチェックを行いながらサーバへファイリングします。
地域のすみずみまで放送を届けるために 送信所保守業務
地上デジタルテレビ放送の中継局保守メンテナンスのアシスタント。
瀬戸デジタルタワーから電波が受信できない地域では中継局が設置されています。
電波の安定確保を図るため放送設備の整備、点検に取り組んでいます。
テレビ局の重要な映像資産を管理 ライブラリー業務
テレビ愛知で放送する番組の放送用テープの管理。
ニュースの映像素材や放送した番組のアーカイブ作業。
過去のニュース映像、アーカイブした番組を資料として貸し出し管理。
テレビ局のライブラリー室は、過去のニュース映像、放送した番組などが大切に保管されている場所です。テレビ局が歩んだ歴史の記録でもあり、貴重な映像素材など大切に保存・貸し出しなど管理をしています。
各番組のスタッフに、必要な過去映像や放送素材の貸し出し業務を行います。
過去の映像検索や資料映像の分類、整理などを行います。
素材の映像コピー等も行います。
放送用テープ、取材用テープ、記録メディアなど手配準備をします。